アウトドアブランドから学ぶ"サステナブル"&"マインドフル"なライフスタイル
November 9, 2017
カナダやアメリカ(モンタナ州、ワイオミング州、カリフォルニア州)、アイスランドでは、街の至る所でアウトドアストアを発見。
これらの場所すべてに共通しているのは、雄大な自然があること、そしてカリフォルニア以外の地域は、比較的に冬が厳しいことなどから、自然と融合したライフスタイルが伺えました。

その中でも、素敵だな~と感じたのは、ブランド理念に【自然に還元する】という考え方が根付いているところ。
「アイテムご購入毎に木を植えます」という取り組みをするブランド

Inkkas(USA)
ペルーの生地を使用したハンドメイドの靴ブランド。ブランドフィロソフィーは、
①フェアトレード
②地元の職人を起用して発展途上国を支援する
③1足売れる毎に1本木を植える

TenTree(USA)
その名の通り、1アイテムにつき、10本木を植えることが企業理念のアパレルブランド。
木を植えるだけでなく、その土地の環境問題を改善し、暮らしている人々の生活水準の向上に貢献することをビジョンとしている。
これまでに植えた木の数は16,024,150本(2017/10/20現在)
親友2人の冒険の先にできたブランド
ウェルネス文化発祥の地としても名高いカリフォルニアのサンフランシスコでは、現地に住む友人の言葉通り「みんなヨガしている」かのごとく、至る所でヨガ関連グッズを目にしました。
そして、街ゆく人たちの格好がすごくアクティブ。ファイナンシャルディストリクトというオフィスが立ち並ぶ場所でも、スーツを着ている人を目にすることはあまりなく、反対に、ヨガまたはランニングウェア・スニーカー・バックパックの3点セットを身につけている人がとても多かったです。

(写真一番右の人のように、スクーターやスケートボードを愛用している人も多く見ました)
ある時親友2人がサンフランシスコから南下して旅に出たそうなのですが、その時に「俺たちがしたい冒険の旅に合うような洋服がない」ということに気づき、旅から帰ってからそれぞれブランドを設立しました。
それが、世界的な有名なThe North Face(ノースフェイス)とPatagonia(パタゴニア)だそう!
どちらも、日本でもアウトドアブランドとしてはもちろん、普段用のウェアやアイテムとしても人気の高いブランドですよね。
サンフランシスコの街中でも、この2つのブランドを身につけている人は本当に多く目にしました。
ちなみに、この2つのブランドもエコフレンドリーな製法で製品を作り出していることでも知られています。
自分が大事にしたいことがブランドになり、文化を生み出す
こういったブランドのことを知れば知るほど、その物の用途のために売り・買うという時代から、その物が提唱している人としての在り方・生き方を深めるための売買になりつつあるんだなぁということを感じました。
物を買う、ということは、その物を販売している人たちの考え方を支援する、という行為でもあります。
お店で何かを買う際に、物を手に取り、
「この会社は、どんな未来を思い描いているのかな」
「私はどんな世界を望んでいるかな」
「私の生活を豊かにしてくれるものはどれかな」
そんな風に、一呼吸置いて、ご自身に聞いてみてみると、「買い物」という行為が、より心の奥と結びつき、その「モノ」にも愛着が持てる、素敵な経験になるかも知れません。
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Coco