秋におすすめリフレッシュ法:森林浴(グリーンエクササイズ)でハイキングと紅葉狩り♫
October 11, 2017
アメリカ滞在一週間目は、Waterton(ウォータートン), Glacier(グレーシア), Yellowstone(イエローストーン), Grand Teton(グランドティトン)とたくさんの国立公園を巡りました。
どの公園も広大な自然が溢れていて、東京に住んでいた日々では目にすることがなかった光景にたくさん出会い(野生のバイソンやエルクがすぐ近くを歩いていたり、グランドティトン山の山頂が朝日で赤く照らされていたり)感動の連続でした。

その中でも特に印象に残っているのが、アメリカはモンタナ州にあるGlacier National Park(グレーシア国立公園)でのトレッキングです。

片道約3時間のこのトレッキングコースは、湖のほとり、山の中、岩場、草の上など、多種多様な道、そして風景を目にしながら進みます。

そして、歩いた先には、太陽の光でキラキラ光るグレーシア(氷河)が出迎えてくれるのです。

思わず、「すごーい!」「キレーイ!!」を連呼してしまう程の、絶景続きのコースで、夫も私も
「これまでで一番のトレッキングコースかもね」
「”A Walk To Remember”(付き合いはじめの頃、2人で一緒に観て号泣した映画のタイトルw)だね、記憶に残るトレッキングになったね!」と大満足の1日となりました。

同じタイミングで歩いていらした、恐らく現地のご夫婦(推定60歳前後)曰く、「ちょうど良い時に来たわね。いつもより人はうんと少ないし、天気も良いし、なんて言ったって紅葉の季節で最高ね!」とのこと。もしかしたら、夏場はもっと混んでいる人気コースなのかもしれません。
この日は、下は3ヶ月の赤ちゃん(もちろんお父さんとお母さんに抱っこされて)、上は推定70歳の御老夫婦と、幅広い年齢層の方々がトレッキングを楽しんでいました。
(往復6時間はかかるところだから、本当にスゴイ!)

山で出会う人は、とにかくにこやか。
笑顔がデフォルトです。
たまに、もし東京でそんな笑顔したら補導されかねないっていうくらい、大きな笑顔をくれる方もいるほど。
そして、みんなすっごくオープン。
すれ違えば、”Hi, How’s it going?”
道を譲れば、”Thank You”
ただ声をかけるだけでなく、そこから会話に発展することもとても多く、「どこからきたの?」や「クマにあった??」などと質問を受けます。ちなみに、この後者の質問に対して「会ってないよ」と答えると、リアクションは2通り。
その1「あ~よかった!安心していけるね」
その2「え~いないのー。残念!」

この日は、この写真に写る山羊が姿をあらわしてくれており、「あそこに山ひつじがいたよ!」と登山者みんなに教え回っているおじさんがいました。優しいなぁ。
(ちなみに私は、山にいる羊がなんでそんなに珍しいんだろう、と思っていたのですが、実はクマと同じくらいのレア度の動物だったみたいですw)。

もう一人とっても印象的だったのが、もうすこしでグレーシアーにたどり着く、という時にすれ違った女性。
まるで空に恋しているかのように、胸の前で手を握り、にこやな表情で空を見上げていました。
「何かいいことあったのですか?」と声をかけようとしたら、私が口を開く前に、
「本当に、素晴らしいわよ。もう、最高のご褒美よ!」とグレーシアの感動を教えてくれました。
自然に還ると、みんな楽に心が開いて、みんなとっても当たり前にコミュニケーションが取れて、同じもの(自然)に対しての感動や有り難みを共有できる。心から清々しい気持ちになれます。
秋が深まり、自然界は色とりどりに色づくこの華やかな季節に、ぜひトレッキングにお出かけしてみては如何でしょう^^
もし遠出するのが無理だとしても、緑の中で5分間歩くだけでも、20分の運動と同じだけのストレス発散になると言われています。
朝の通勤で緑の多い道を通ってみる、お昼休みに公園でピクニックしてみる・・など、日常生活の中で気軽にネイチャーヒーリングを取り入れてみてください。
健やかで鮮やかな秋を♡
Shine Your Light
Coco