マインドフルイーティングのやり方とNGな食べ方
September 10, 2017
最近「マインドフルネス」という言葉を耳にする機会が増えてきましたよね。
「マインド(心、頭、内面、精神)で満ちた状態」を意味するマインドフルネスは、食事にも活用できることをご存知でしたか?
今日は、私がロンドンでヒーリングフードの先生Heather Umlah(ダライ・ラマやブレアー首相にお料理を作ったこともある方)に習ったマインドフルイーティングの方法を、文字でも伝わる部分だけご紹介させて頂きます。

そもそも、マインドフルイーティングとは?
マインドフルに食べるということ、それは、意識を持って食事と向き合うということ。
頭・心・身体…あなたのすべてが食事に向かっている状態、と言っても良いかもしれません。
「意識」という言葉の意味が分からない(もしくは感覚的に理解できない)という方は、ぜひ以下の質問をご自身にして、その答えを聞き取りながら、食事をしてみてください。
●食べる前に●
・空腹感はどこからきている?
・そのスペースはからだのどこにある?
・食べ物を前にするとからだはどうなる?
●食べている最中に●
・口のなかでは何が起きている?
・あなたの身体はどのように消化している?
●食べた後に●
・からだの中ではなにが起こっている?
・食べる前と後でからだはどう変わっている?
いかがでしたでしょうか。
食事とご自身とのつながりを認識しながら、ゆっくり食べることで、普段気づかない変化に気づけた方も多いのではないでしょうか^^

では、反対に、マインドフルではない食べ方はどういうものでしょう。
✖NGな食べ方
・立ったまま食べる
・横になったまま食べる
・寝る直前に食べる
・読書や携帯をしながら食べる
・イヤな気分になることを話しながら食べる
・食べ物を侮辱する
“ながら”食べやネガティブに食と向き合うことは、食べること以外にたくさんエネルギーを使うのできちんと消化吸収が行われず、身体に負担がかかります。
本来なら生きる活力となる食事が、逆にストレスや不調の原因を招くかもしれないのです。

(「すぐ実践できる!今日から一生幸せな食べ方」でマインドフルイーティングをご体験いただいている様子)
心と食のつながりを大切にするホリスティックヘルスの考え方を取り入れると、「食べ方はその人のライフスタイル全体を表す」と考えています。
日々目の前のことに追われて忙しい生活をしている人は、よく噛まずに、流し込むように食べ、
食に対して無頓着な人は、自分自身にあまり興味がなく、主体性の低い生き方(「なんでもいいや〜」というような)をしていたり、
食欲がない・何を食べても美味しくないという人は、日々の生活でもモチベーションが停滞したり、落ち込んでいたり、強いストレスを感じている傾向が強いです。
逆に考えると、「食べ方を整えるだけで、生活全般が整う可能性がある」ということ。
今日口にしたものが数ヶ月後のあなたをつくるのです。
未来の自分へのプレゼントとして、あなたの心と身体の喜びにつながるような、調和のとれたお食事を今日から選んでみてくださいね。
Shine Your Light
Coco